2012年02月16日

永遠の水玉、一夜の大黒

バレンタインの日、傘をさして大阪へ行ってきた。
目指すは国立国際美術館、草間彌生の「永遠の永遠の永遠」。
入り口で友人と合流し、いざ水玉の宇宙へ。

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私の文章力で草間彌生は書けんが、彼女の絵を観ていると、おでこが痛くなってくる。
チャクラが開くのかと思った。
「アートとはこういうもんよ」と、言葉じゃなくて作品で突きつけられる凄まじさ。もうね、作品がすべてよ。
だいたいアートなんて語られてもよくわからん。

LEDとミラーを使った「魂の灯」という作品は、閉ざされた小さな部屋の中で鑑賞する。
万華鏡の中に放り込まれたような、幽体離脱した世界のような。
部屋にいる時間は30秒。行列が長い時だと10秒で入れ替わるそうだ。
私の時はたまたま、1人で入れるという幸運に恵まれた。なんという贅沢。
キラキラうごめく光の中で呆然と立ちつくすこと30秒。

その日はカップルもよく見かけたけれど、やはり女性が多かったような気がする。
草間作品は女性たちが内包する狂気と共振するのかも。
封印を解いたら私は何が出てくるのかなとふと思った。水玉じゃないと思うけど、危ない危ない。
いや、意外と可愛いものが出てきて拍子抜けしたりして…。わからんね。


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帰りは福島駅まで歩いて、駅の近くで一杯。
偶然見つけた居酒屋、「大黒」のカウンターは居心地よろしくて5時から9時まで。
安くて旨くて、適度に愛想がなくて、「ええ店見つけたねぇ」とよろこんだ。
久しぶりに会った友人とは、「泣いた」とか「情けない」とかって話もいろいろ。
でも最後はとってもハッピーな話題で終わって、ふわふわしながら解散した。
何はともあれ、愛はとこしえ。


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posted by きたうらまさこ at 14:26| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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